2011/04/19

高級素材もカジュアルに

シルク100%でできたサテンとツイルの加工見本のご紹介です。

どちらも分散染料水に溶けず、分散させて染色するもので、美しい色相と高い堅牢度が特徴
で製品染めし、パンツのように筒型にすることによって縫い目のアタリがどのように出るかをイメージしやすいようになっている状態です。


サテン36匁
匁(モンメ)とは重さのことで、重いほうが布が揺れドレープ性が強くなり、
軽いと、しなやかな動きで薄く、透け感があります。
1匁=3.75g

サテンとは朱子織で密度が高く地が厚く、柔軟性に長けていることが特徴です。

光沢が強いので高級感がありますが、摩擦や引っかかりには弱いです。





















36匁はかなり中肉厚の生地でくったりとしたたれ感があり、
とーーーーーっても肌触りもよく厚みもあるので、
お高くはなりますがこの生地でパンツができたらかっこいいだろうなぁ・・・
と思います。



















ツイル24匁
ツイルは綾織という意味で生地の織りの名称です。
斜めに細かい筋がノの字に見えます。
しなやかな風合いがあり、伸縮性に優れ、シワになりにくいです。




エルメスの大判のスカーフにも見られますよ!





























シルクは以前にもシャツの時にご紹介しました、
荒井株式会社さんのものです。

高級感があってイメージも偏りがちなシルクですがうちではこういったものも
カジュアルになります。
程よい光沢があり安っぽくならないのはこれまでの知識と技術、
そして素材の良さ、すべてのバランスがマッチしたからではないでしょうか。




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